大麻(ヘンプ)について

古代より日本人の生活と共にあった大麻草は、戦後大麻栽培の規制や繊維が紡績に適さなかったために流通が激減しました。おおあさの生地は希少なものになってしまいましたが、近年サスティナブルな素材であることが注目され始めています。

他の麻繊維、ラミー、リネンとは違う植物です。

天然の機能性

制菌〈菌の繁殖を抑えるので汗の臭いも抑える〉、吸汗速乾、調湿、清涼感、保温性があり丈夫。

UVカット効果もあります。(赤字は大麻だけの機能になります)

地球環境を改善

自生力が強く成長が速いのでどの繊維植物より面積当たりの繊維収量が多く農薬、化学肥料が不要で土壌を汚しません。少ない水で育ち、土壌を改良する力があり、あらゆる土地で栽培が可能です。

歴史と伝統

縄文時代より繊維、食糧などとして日本人の生活と共にありました。綿は江戸時代から使われるようになりリネンは近代になってからです。神道の神事では邪気や生命の衰えを意味する穢れ(気枯れ)を祓うと信じられています。また、神籬、結界などにも使われています。天皇の即位の際に行われる大嘗祭で重要な役割を果たす麁服(あらたえ)は四国、阿波で 栽培から作られる大麻布です。

※ 日本では栽培の許可が必要ですが、栽培されている品種は麻薬成分のほとんどないものとなっています。